ハムスターは小さな動物なので、散歩をするにしても
注意しないと怪我をしやすくとても危険です。
安全にそして、自由に散歩させてあげることが大切になります。
本記事では大切なハムスターの散歩のさせ方や
注意点などについてご紹介します。
ハムスター用のサークルを利用する
ハムスターサークルとは、
活動範囲が決められているゲージのようなもので、
形は六角形のサークルや丸型、正方形や長方形、
複雑な形のものまで様々に存在します。
ハムスター ジョイントクリアーサークル N02(1コ入)【WILD(ワイルド)】
大きさも様々で、30㎝と小さなものから、
1mと大きなモノもあります。
サークル自体の高さは30㎝~90㎝ぐらいです。
人間から見ると低い高さなのでサークルの中で、
上からハムスターに散歩をさせながら撫でたり、
おもちゃ等で一緒に遊ぶことができます。
この高さであれば人間から見るとかなり低く、
ハムスターからするとサークルから出られないほどの
高さになるため逃げる心配はなく安心して
サークル内を散歩させることができます。
お散歩ボールで散歩させる
直径10㎝~20㎝ほどのお散歩ボールに、
ハムスターを入れて散歩させる方法があります。
お散歩ボールとは、
簡単に説明すると透明なサッカーボールの中に
ハムスターが入ることができて移動できるものです。
使い方は簡単です。
お散歩ボールにはハムスター専用の小さな入口があります。
その入り口からハムスターを入れて、
ハムスターがお散歩ボールの中に入ったらその入り口を閉めるだけです。
入口を閉める時にはハムスターの足や体を挟まないように注意が必要です。
お散歩ボールは名前の通りボールなので、
ハムスターをお散歩ボールに入れて床に置くと
自由に散歩できるようになります。
ボールと同じ丸い形をしているので自由にお散歩できたり、
ハムスターのペースで動くことができます。
小さなハムスターなのに大きなお散歩ボールでは
大きすぎて自力では動かせずお散歩ができません。
また、逆に大きなハムスターなのに小さなお散歩ボールでは、
簡単に動かすことはできますがお散歩ボール内が窮屈過ぎて楽しく、
自由にお散歩をすることができずかえってストレスになってしまいます。
お散歩ボールは慣れると自由に動けるので、
適切なサイズを利用すると、
思いっきり走り回ることができます。
ハムスター用のリードを付けてお散歩
ハムスターやモルモット、小さなウサギなどの小動物用のリードで
散歩させることができます。
犬の散歩のような要領でリードを付けて一緒にお部屋の中を
お散歩するといった感じになります。
ですがハムスターなどの小動物は犬とは違い、
首にリードをするのではなくリュックのように肩にリードを装着します。
そのためリード装着時にしっかりと調整しないと
ゆる過ぎて逃げてしまったり、
反対にきつ過ぎて体調が悪くなってしまうこともあります。
また、この方法の欠点はハムスターのほとんどが、
リードに慣れていないため装着しようとすると嫌がったり、
リードを付けれたとしてもリードが付いていることが嫌で
全く動かないハムスターもいます。
人間からするとリードが付いている方が居場所が正確に分かり、
お散歩しているという気持ちが強くなりますが、
リードを嫌がるハムスターにとっては、
とてもストレスになるため、
付けることは辞めた方が良いです。
リードを嫌がらないハムスターであれば、
ハムスターのペースに合わせてお部屋の中を一緒に
お散歩してあげると一緒に楽しむことができます。
ハムスターを散歩させる時に注意すること
ハムスターは体が小さいですので、
人間には入れない場所にスッと入ってしまったり、
モノをかじってしまったりもします。
普段当たり前のようにお家で生活をしている人間は、
家の中は安全で大丈夫と思ってしまいがちです。
しかし体の小さなハムスターからするとお家の中でも
危険な場所は沢山あります。
毎回同じ場所で散歩させる
毎日同じ場所でハムスターの散歩をしていると、
「たまには違う部屋で散歩をさせてあげよう」
「毎日この部屋だとつまらないだろうから今日はこっちの部屋で」
と人間はハムスターの“飽き“を考えてそう思って行動しまいますが、
実はその優しさがハムスターにとっては過度なストレスになります。
ハムスターは目が悪いので同じ場所で生活するのを好みます。
新しい場所でお散歩をするより、
「ここには危険なものがある」とちゃんと
把握できている安心安全が確保できている場所での
お散歩の方がハムスターにとっては良いのです。
なので、毎回同じ場所でお散歩をさせてあげた方が、
ハムスターにとってストレスのない楽しいお散歩になります。
安全を確保した状態で散歩させる
ハムスターは体が小さいので、
お家の中で自由にさせてしまうと何かの間に挟まってしまったり、
人間が歩いている時にいきなり足の下にいたり、
または座ろうとしたらお尻の下にいた!
なんてことがよく起こります。
もし万が一ハムスターが挟まれてしまったり、
踏んでしまったら体が小さいので致命傷になってしまいます。
そうならないためにもハムスターの安全を確保した状態で、
お家の中を散歩させてあげることが大切です。
また、コードがある場所には行かせないようにサークルで囲ったり、
コードを何かで隠しておいた方が良いでしょう。
コードがむき出しであったり、
すぐに行けてしまうところにあると、
万が一ハムスターがコードをかじってしまった場合感電してしまいます。