朝礼のスピーチって何を話そうかと結構悩む人が多いと思います。
そこで、7月ならではのすぐに使える朝礼ネタをまとめました。
1分程度で話せる内容ですので、
そのまま丸暗記出来ると良いのではないかと思います。
例文を朝礼当番前日や当日、時間がないときにもお使いいただけます。
また、朝礼のスピーチだけではなく、仕事の雑談や大人の教養としても、お使いいただければと思います。
朝礼スピーチ例文(土用の丑の日にうなぎを食べる理由)
【例文】
7月、暑くなってきましたね。
そして夏バテ防止の定番、
土用の丑の日といえば、
ウナギを連想するとおもいます。
ウナギを食べてスタミナをつけようとスーパーなどでもよくみかけます。
実は、ウナギの旬は夏ではなく、
冬なのを知っていましたか?
ほとんどの魚は冬に脂肪を蓄えるので、
うまみが増すのは冬だからなのです。
ではどうして、
夏にウナギを食べるようになったかというと
名前ぐらいは、聞いたことあるかもしれませんが、
江戸時代の発明家平賀源内の発案なのです。
平賀源内は発明家としてだけでなく
地質学者、浄瑠璃作家、医者などたくさんの
研究や開発にたずさわりとっても聡明な方でした。
その源内さんに、
うなぎやさんが旬の冬にはウナギはよく売れるが、
夏はウナギが売れないと相談を持ち掛けます。
丑の日に【う】から始まる食べ物を食べると、
夏負けしないという風習にちなみ、
《本日丑の日》という張り紙を店に張ったところ、
そのお店は大繁盛しました。
それを他のお店も真似をして土用丑の日が定着します。
実際には土用丑の日は春夏秋冬4季にわたってありますが、
夏の売れない時期になんとかウナギを食べる習慣にできないか考えて、
夏の土用丑の日を大々的にアピールして現代にいたります。
科学的にも、うなぎには、エネルギーの代謝に
関わるビタミンB群が多く含まれているので、
夏バテの予防に有効だといえます。
また、抗酸化作用が強く、老化を予防するビタミンEも豊富なので、
紫外線対策にもぴったりです。
さらに、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAも多く、
夏カゼなどの感染症の予防としても効果的なのです。
実は節分も年に四回ありますが、
巻きずしは2月だけですね、
これも似たようなアイデアです。
今の日本はものがあまり売れないといわれていますが、
考え方次第では新しい文化を生み出せるかもしれませんね。
モノが売れないと嘆くより、消費者が楽しんだり、
思わず買ってしまうようなアイデアがきっとあるはずです。
朝礼スピーチ例文(熱中症対策)
【例文】
梅雨が明け、夏に向けて気温がだんだん上がってきています。
お盆休みや夏祭りなど楽しいイベントの多い夏ですが、
熱中症には十分注意しないといけないですよね。
毎日のようにテレビでも熱中症のニュースが報道されています。
さて、熱中症は昼間だけに起きる症状ではありません。
熱中症は、睡眠中にも、起きてしまうので社会問題にもなりがちです。
睡眠中に、部屋の温度・湿度が高くなって
閉め切った状態だと空気の流れが悪く、
室内でも熱中症にかかりやすくなると言われています。
熱中症の予防策にはいくつかあります。
簡単にできる予防は、
直射日光が当たる場所や高温多湿の場所に長時間いないようにすることです。
こまめな水分補給や塩分補給も大切です。
のどが渇いていない場合でも、水分補給したほうが良いです。
熱中症対策にお勧めする飲み物は、
スポーツドリンク、ミネラル麦茶、牛乳、
ハチミツレモン水、スイカ、冷たい味噌汁などです。
経口補水液もドラッグストアで売っていて飲用すると塩分補給、
水分補給が出来ます。
通気性の高い、衣類や吸湿性のある衣類などを着るのもお勧めです。
クーラーや扇風機を活用して、
高温多湿の環境をつくらないようにする。
外に出かける場合は、日傘や帽子を着用し、
直射日光にあたらないようにしましょう。
熱中対策用品などを上手に活用して無理をしないように過ごす。
熱中症にかかりやすいお子様やお年寄りの方は、
周りの方が気をくばることで、予防することができます。
体調が優れない時には無理せず、
とにかく少し休憩してください。
特に外回りの方は気を付けて下さいね。
朝礼スピーチ例文(国産と中国産のウナギの違い)
【例文】
暑くなってきましたね。
夏バテ防止の食材としてうなぎは有名ですよね。
毎年この時期になると、「土用の丑の日」という言葉を耳にしたり、
お店にたくさんのうなぎが並ぶのを見て
「土用の丑の日」に気づくこともあります。
そしてお店に行くと、
国産と中国産のうなぎの値段の差に驚きます。
うなぎの生態は未だ不明で、天然物は希少なので
売られているものの9割以上が養殖です。
同じ養殖でも日本と中国とで養殖のしかたが違うようです。
国産の養殖うなぎは、
あたたかいビニールハウスの中で育てられていて、
水温も一定に保たれているので早く育つそうです。
一方の中国産の養殖うなぎは、
広大な池に穴を掘った所で育てられ ていて温度変化もあるし、
泥の影響によって臭いがあるそうです。
これを知ってしまうと、
高くても国産を食べたいと思ってしまいますよね。
もともとの由来は「丑の日」の”う”から「うのつくもの」
を食べると病気にならないという風習があって、
すんなり民衆に浸透していったようです。
ちなみに、「うのつくもの」は他に、
うま、うし、うどん、瓜、梅干があります。
うなぎの旬は本当は冬だそうです。
結局のところ、
売れないうなぎをなんとか売ろうということで、
旬ではない夏の時期にうなぎを食べる習慣を定着させたようです。
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