仕事上、お断りや辞退のメールを書く場合、
慣れていないとどう書いたら良いか、
悩んでしまうのではないでしょうか。
本記事ではビジネスですぐに使える
お断りや辞退のメールの例文をご紹介します。
是非、参考になさってください。
本記事で紹介している例文のケース
・新規取引の案件のお断りメール
・契約更新を解約する時のお断りメール
・仕事の依頼のお断りメール1
・仕事の依頼のお断りメール2
・打ち合わせのお断りメール
・会食のお断りメール
・スピーチのお断りメール
新規取引の案件のお断りメールの例文
件名:新規取引ご提案の件
○○株式会社
経営企画部 ○○様
いつも大変お世話になっております。
○○株式会社・営業部の紗倉です。
さて、この度は、
弊社との新規取引のお申し出をいただきまして、
誠にありがたく存じます。
早速検討させていただきましたところ、
今回は誠に残念ではございますが
見送らせていただきたくお願い申し上げます。
弊社では現在、多数の案件が集中しておりまして、
現状の生産能力ではご指定の納期に納品することが難しく、
現段階での新規取引は不本意ながら
ご辞退させていただくこととなりました。
せっかくのお申し出にお応えすることができず
誠に心苦しいかぎりですが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
メールにて恐縮ですが、
お詫びかたがたご連絡申し上げます。
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以下、署名
契約更新を解約する時のお断りメールの例文
件名:今後の契約について
○○株式会社
営業部 ○○様
いつもお世話になっております。
○○株式会社の総務部・紗倉です。
さて、これまで貴社と年間契約しておりました
○○の件ですが、
この度社内業務全般の見直しを行った結果、
誠に残念ではございますが、
次回の契約更新を見送る運びとなりました。
弊社の事情により勝手を申し上げますが、
どうかお察しいただければ幸いです。
つきましては、契約終了に際し、
必要な書類がありましたらご送付願います。
またご縁がありましたら、
その節はよろしくお願いいたします。
末筆ながら、今後とも貴社の益々のご発展を
心よりお祈り申し上げます。
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以下、署名
仕事の依頼のお断りメール1の例文
件名:記念キャンペーン企画案ご依頼の件
◯◯株式会社
営業部 ○○様
平素より、大変お世話になっております。
株式会社○○・営業企画部の紗倉です。
この度は、新規企画案のご依頼
誠にありがとうございます。
資料拝見し社内で協議しました結果、
大変心苦しいのですが、
今回は見送らせていただきたいと存じます。
現状、当社も別案件の業務で身動きが取れない状況で
ご依頼のスケジュール感ですと
お約束の期日に仕上げることが難しい見通しです。
せっかくお話をいただきましたのに、
ご期待に沿えず誠に申し訳ございません。
またの機会がございましたら、
どうぞよろしくお願いいたします。
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以下、署名
仕事の依頼のお断りメール2の例文
件名:新規案件ご依頼の件
◯◯株式会社
営業部 ○○様
日頃は、大変お世話になっております。
株式会社○○・販促営業部の紗倉です。
この度は新規案件の件
お声を掛けていただきありがとうございます。
早速、検討させていただきましたが、
残念ながらご指定条件でお引き受けすることが難しく
お断りせざるを得ない状況です。
依頼をいただきながら何のお役に立てず
大変申し訳ございません。
事情御賢察のうえ御了承くださいますよう
お願い申し上げます。
今後機会がありましたら、
ぜひご協力させていただきたく思います。
メールにて恐縮ですが、
お詫びかたがたお返事申し上げます。
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以下、署名
打ち合わせのお断りメールの例文
件名:○月○日の打ち合わせの件について
○○株式会社
営業企画部 課長 ○○様
平素よりお世話になっております。
○○株式会社・営業部の紗倉です。
さて、この度ご連絡をいただきました
お打ち合わせの件、
誠に申し訳ございませんが、
現在、都合がつかない状況です。
進行中の案件が、
思いのほか手間取っており、
先々の予定が立てづらい状況となっております。
つきましては、来月初旬に改めて、
こちらから○○様のご都合を
お聞かせいただければ幸いです。
身勝手なお願いとは承知しておりますが
何卒、ご理解いただきますよう
よろしくお願い申し上げます。
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以下、署名
会食のお断りメールの例文
件名:ご会食ご招待の件
○○株式会社
○○事業部 事業本部長 ○○様
貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき、
厚く御礼申し上げます。
○○株式会社・営業部の紗倉です。
さて、この度は会食にお招きいただき
ありがとうございます。
是非とも出席させていただきたいところですが、
残念ながら、今回は都合がつかず出席がかないません。
折角のお申し出にお応えすることができず
誠に心苦しいかぎりですが、
事情御賢察の上、ご了承のほどお願い申し上げます。
末筆ながら
貴社の益々のご発展をお祈り致し申し上げ
取り急ぎ、ご返事とお詫び申し上げます。
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以下、署名
スピーチのお断りメールの例文
件名:式典スピーチの件について
○○株式会社
営業部 部長 ○○様
平素よりお世話になっております。
○○株式会社・営業部の紗倉です。
この度は、
貴社○○周年記念式典にお招きいただき
誠にありがとうございます。
さて、ご依頼いただきました
式典でのスピーチの件、
声がけをいただきましたことは
身に余る光栄ではありますが、
今回の件は、辞退させていただきたく、
お願い申し上げます。
若輩者の私では力不足で
逆に足を引っ張る形になるかと思います。
何卒ご容赦ください。
お役に立てず大変申し訳ありませんが、
何卒、ご理解いただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、お返事とお詫び申し上げます。
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以下、署名
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビジネスシーンで、取引先やお得意様からの
仕事の依頼や誘いを断るには勇気がいりますが、
断ることで相手との関係が気まずくならないように、
言葉遣いには注意が必要です。
断りを伝える際には「ありがとうございます」
などの感謝の言葉を伝えることで、
印象を和らげ流ことができます。
最後までお読み頂きありがとうございました。