神社にお参りに行っておみくじを引く方も多いですよね。
おみくじを引いたら凶だった!
これから悪い事が起こるのではないかと不安になり落ち込む人も多いのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください、おみくじで凶が出ると本当に縁起が悪いのでしょうか?
せっかく参拝に行ったのに、おみくじで凶が出たからといって落ち込むことはありません。
実は凶のおみくじはあなたの味方になってくれるからです。
おみくじの正しい意味を知って、より良い人生にするための気の持ち方をご紹介します。
おみくじの意味を知る
本来おみくじは、ただの占いではないことをご存知でしょうか。
もともとおみくじは、何かを始めるときに神様の意向を聞いてそれに従い
行うという信仰宗教の行為でした。
その年の作柄や天候を占ったり、政治や大事なことを決める際に利用されてきました。
おみくじは神様からあなたへのメッセージです。
お寺で引いた場合は仏様からのメッセージですね。
おみくじは単なる占いではなく、
「神様の言葉を受けとる」「神様の愛や激励をいただく」という意味があります。
つまり神様があなたに今より良い暮らしを送れるようにアドバイスをくれたということです。
吉か凶かを気にするのではなく、大事なのはおみくじの内容です。
そこには今後の指針として『こうするといいよ!』という神様や仏様からのアドバイスが書かれています。
たとえば、あなたがスマホでも見ながら道を歩いているとします。
スマホを見ているので、自分では気づかずに落とし穴に向かって歩いていたとしたらどうでしょう。
誰かに「危ないですよ!前を見て歩いて!」と教えてもらったらとても助かりますよね。言われなかったら気づかずに落とし穴に真っさかさまです。
これと同じことで、あなたを守り、あなたの日々を良くなるように、神様が注意すべきことを教えてくれているのです。
おみくじに書かれていることを心がけ気を抜かないように行動していれば、やがて良い出来事を引き寄せるでしょう。
①最初に寺社についたら、手を洗い口をすすぎます。
↓
②神様にきっちりと参拝、挨拶をします。
↓
③神様に願い事をします。
↓
④願い事の最後に、『どうすれば良いのか?叶うのか?
などをおみくじで教えてください』とお願いします。
↓
⑤最後におみくじを引くときになんとなく引くのではなく、
教えて欲しいことを具体的に思い浮かべながら引いてください。
おみくじの順番
おみくじには、7段階と12段階で表示されているものがあり、
それぞれの一般的な順番は、
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
12段階
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
となっています。
おみくじで凶がでたときの心構え
おみくじは予言ではありません。
そしておみくじに書かれた吉か凶かは、おみくじを引いた時点の運気になります。
凶はこれ以上は下降しないという意味。あとは運気が上昇するということです。
逆に大吉は今が最高なので、これ以上は上昇出来ないということになります。
『凶であっても誠実に行動すれば必ず加護がある』と伝えているのです。
おみくじを引いた後は気に結ぶ?持ち帰る?
おみくじで凶を引いたあと、どうしましたか?
もし手元にあるようだったら、むやみに捨ててはいけません。
おみくじは単なる占いの結果ではなく、神様や仏様からのメッセージだからです。
おみくじの内容を読み返せるように、持ち帰ることをおすすめします。
本来はおみくじに書かれている内容を教訓として、
財布などに入れて持ち歩き何度も読み返すのが良いようです。
すでに境内の木(もしくは、おみくじを結ぶ専用の場所)に結んできたという場合も、
決して間違ったことではないので安心してください。
凶が出た場合『凶の(き)を木(木)に結び付ける』ことで、
悪いものを払うという風習があります。
どうしても、凶が気になる人は、寺社にある木に結んでください。
木に結ぶ習慣は、木の生命力によって、結んだ願いが叶うと言われています。
ちなみに、凶のおみくじを木に結ぶときは、
利き手ではない方の手だけで結ぶと良いですよ。
片手だけで結ぶことで、困難な行いを達成するにつながり、
凶が吉になると言われています。
意外なことに、おみくじを結ぶのは、引いた寺社でなくても良いそうですよ。
まとめ
吉か凶かということに決してとらわれず、大切なのは内容に注目すること。
そして何が書いてあったとしても、
自分の力で自分の人生を変えていけることをもっと信じましょう。
要は自分の都合よく解釈して、プラスに考えるのが、おみくじです。
悩んだときは、神様のメッセージや励ましを聞きに、おみくじを引きに行きましょう!
明日からのあなたが笑顔で過ごせますように!