2019年5月3日より映画『名探偵ピカチュウ』が公開されました。
ポケモンがハリウッドで映画化されたということで、さすが日本のアニメはパワーがあるなぁと感じます。
この作品は、ポケモンに思い入れがある人ならばきっと気にいると思います。
ポケモンを知らない方でも楽しめるように一つの作品として完成されています。
実際に映画「名探偵ピカチュウ」を見ましたので、どんな映画なのか、気になっている方もいるかと思いますので、
具体的にどこが魅力なのか、簡単に感想とレビューいたします。
作品情報:「名探偵ピカチュウ」
「あらすじ」
それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補から電話がかかってくる。
「お父さんが事故で亡くなった―」。
複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。
荷物を整理するためハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、人間の言葉を話し、相棒だったハリーの死に疑問を抱く名探偵ピカチュウだった…
「スタッフ&キャスト」
監督:ロブ・レターマン
出演:ジャスティス・スミス
ライアン・レイノルズ
キャスリン・ニュートン
日本語吹替え版の声優さん
├名探偵ピカチュウ→西島秀俊
├ピカチュウの鳴き声→大谷育江
├ルーシー→飯豊まりえ
├ハワード→中博史
├ロジャー→三木眞一郎
├ヨシダ警部補→渡辺謙
├ローラン博士→林原めぐみ
├ティムの祖母→犬山イヌコ
├セバスチャン→三宅健太
├DJ→石川界人
├ジャック→梶裕貴
├ミュウツー→山寺宏一・木下紗華
├コダック→愛河里花子
├プリン→かないみか
└メタモン→金魚わかな
上映時間:104分
名探偵ピカチュウの感想
・アニメのピカチュウとは性格が別物
この映画に出てくるピカチュウはアニメのピカチュウではなく性格は別物と考えた方が良いです。
まず、主人公のティムと会話できますし、コーヒーが大好きなカフェイン中毒ポケモンで、ついでにしわしわな顔になったりすることもあります。
まるで声や振る舞いがおっさんになったかのようなピカチュウですが、それでもやはり動きはとても愛らしいです。
ぜひ「おっさん声なのにかわいいピカチュウ」を実際に見てみてください。
そのギャップも見どころです。
・ポケモンたちの特徴がよく出ている
この映画の中では、ヒトカゲは炎を活かして料理の手伝いをし、ドゴームは音楽を鳴らし、ウォーグルは高所作業員に荷物を届けたりします。
これこそポケモンと人間が共生している世界を表しており、映画ではそういうシーンがいくつも出てきます。
「自分の好きなポケモンと一緒に過ごしたらこんなことになるだろう!」
という世界が描かれているのが、この作品の魅力の一つです。
ポケモン好きにとっては夢のようなシーンが具現化されている映画です。
・見応えのあるバトルシーン
この映画でもきちんとバトルシーンがありますよ。
やはりポケモンという作品にとってバトルは大きな魅力のひとつですよね。
ゲームやアニメとはかなり違う感じですが、迫力ある映像によりバトルシーンはかなり臨場感があります。
・エンドロールも見逃せません
映画が終わってもすぐに止めないほうがいいかもしれません。
『名探偵ピカチュウ』はエンドロールもひとつの大きな見どころになっています。
落ち着いて鑑賞してみてください。
昔からのポケモンファンなら嬉しいオマケ要素があります。
この映画はポケモンの世界観をリアルに描いてくれた作品に感じられました。
オープニングからミュウツーの登場でワクワク感があがりますし、
物語が進むうちにピカチュウに隠された秘密が明かされていきます。
ピカチュウと主人公が絆を深めていく過程も見応えありました。
主人公は何故か言葉が交わせるピカチュウと出会い,行方不明となった父の足取りを追って,事件の真相を暴いていきます。
物語がテンポよく進み飽きることなく見ることができ,大人でも楽しむことができます。
キャラクターCGが可愛くできており違和感は感じられませんでした。
個人的にはフシギダネのシーンにはグッときました。
大人が観ても親子で観ても御子様一人で鑑賞しても笑って楽しめるエンターテーメント作品だと思います。