職場の飲み会には行かないといけないのか、断っていいのかと悩むことがあるのではないでしょうか。
断るにしてもなるべくまわりの人を不快にさせたくないはず。
そこで今回は職場の飲み会を断る際のポイントやコミュニケーションで大切にしたい心構えなどについてご紹介したいと思います。
飲み会の上手な断り方とは?
飲み会に無理して参加する必要はないという認識は広まりつつありますが、断る際、上司や同僚に不快な思いをさせるのは避けたいはず。
ここでは上手な飲み会の断り方を解説していきます。
☆家族に関するイベントを理由にする
「子どもが誕生日なので」「父・母のお祝いで」といったように家族に関するイベントを理由にするのはいい方法です。
家庭を大事にしている上司や同僚だとなおさら理由にしやすいですね。
☆「夫に怒られるから」と伝える
この理由もたまに耳にします。そう伝えられると「怒られるのはかわいそうだな」と感じて、誘い続けるのは難しくなりますね。
☆習い事を理由にする
家族に関することを理由にしづらい場合は、習い事を理由にするのもひとつの方法です。断る理由にしてはポジティブな印象がありますし、仕事と関係するようなものであれば向上心の評価にもつながります。
☆体調不良を理由にする
「疲れているので……」などと体調不良を理由とするのもひとつの方法です。
ただし、まわりに心配をかけることにもなるので、次の仕事の日には元気な姿を見せるよう意識してもいいでしょう。
☆断ったあとのフォローも大切
断り方も大切ですが、断ったあとも大切です。飲み会の次の日に「楽しかったですか?」などと同僚らに聞いて、「本当は行きたかった」ということを遠回しに伝えるのもいいでしょう。
職場でいい関係をつくっていきたいのであれば、このような声かけを大切にするといいですね。
◇毎回断るのはアリ?
飲み会へ無理に行く必要はないと思っていても、毎回断るのはどうなんだろうと悩むこともあるかもしれません。
毎回断っていると飲み会に誘われることがだんだんと減っていきます。
コミュニケーションの機会が減って、人間関係を築くことが難しくなったり、仕事を円滑に進める上で大事な情報を得られなくなったりする可能性もあります。
仕事において未熟な若い社員が飲み会を断り続けると、上司が「どうやって育てていけばいいかわからない」と悩むケースも見受けられます。
飲み会を断り続けるのであれば、仕事中のコミュニケーションがより大切になるということは理解しておきましょう。
まとめ
飲み会を断るにしても、断らないにしても、大切なのは職場の人たちとどういう関係を築いていきたいか考えることです。
関係を築きたいと思える人がまったくいない場合は飲み会になかなか行けないと思いますが、そうでないなら少しずつでも参加するといいのではないでしょうか。
飲み会に自分なりの目的を持つと、有意義な時間に変わってくることもあります。ただ、それでも行きたくないときはあるかもしれません。
そのようなときは今回紹介した断り方を参考に、なるべく上司や同僚に不快な思いをさせないよう心がけるといいでしょう。