結婚式にお呼ばれした時に、
乾杯の挨拶をお願いされることもあると思います。
そんな時、
どのような乾杯の挨拶をすればよいか分からないという方もいますよね。
本記事では、会社の同僚として乾杯の挨拶の基本構成や例文、
実例などをご紹介します。
会社の同僚として結婚式の乾杯の挨拶の例文・文例
例文①
先輩方をさしおいて僭越ではございますが、
ご指名ですので乾杯の音頭をとらせていただきます。
新郎新婦ならびにご両家のみなさま、
本日は誠におめでとうございます。
心よりお慶び申し上げます。
わが社のホープのおふたりが愛を育み、
今日という日を迎えたことを、
わがことのように喜んでおります。
仕事も家庭も二人三脚で協力できるとはうらやましい限りです。
よき相談相手として、
ライバルとして、さらに成長してください。
お二人の共通点はよく笑うことです。
おかげで、
私どもは明るい雰囲気の中で仕事をさせていただいております。
これから築く家庭も、きっと笑いの絶えないものになるでしょう。
それでは新郎新婦の輝かしい未来と、
ご両家のますますの繁栄を祈念し、
乾杯したいと思います。
みなさま、ご唱和お願いいたします。
「乾杯!」
どうもありがとうございます。
例文②
新郎の〇〇君と同じ職場の〇〇でございます。
僭越(せんえつ)ではございますが、
ご指名いただきましたので、
乾杯の音頭を取らせていただきます。
〇〇君、〇〇さん、
ならびにご両家のご親族の皆様には心よりお祝いを申し上げます。
それでは、
乾杯の音頭を取らせていただきますので、
ご唱和をお願いします。
おふたりの末長いお幸せとご両家ならびに、
ご臨席の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして、
乾杯!
例文③
本日はご結婚おめでとうございます。
ご両家、
ご親族の皆様がたにおかれましても心よりおよろこび申し上げます。
ただいま、ご紹介に預かりました新郎〇〇君と、
同じ大学の先輩後輩の仲になります●●と申します。
多くの諸先輩方がご列席されている中で、
私のような若輩者がご指名を頂き、大変恐縮ではございますが、
乾杯の音頭を取らせて頂きたく存じます。
○○君とは、お互いに社会人になってからも、
時間が合えば飲みに出かけたりと、
親しく交流をさせて頂いておりました。
いつかの居酒屋の席で、
彼女ができたと報告を受けた時の幸せそうな、
○○君の顔が今でも忘れられません。
今よりも鼻の下が3cmは伸びていましたね。
今日の○○君は、美しい△△さんを横に、
あの時よりも更に幸せいっぱいの顔をしています。
○○君、どうぞこの披露宴の間は、
ご自身の鼻の下に気を付けて下さい!
○○君、△△さん、今日は本当におめでとう!
幸せな家庭を築いて下さい!
それでは、新郎新婦の輝かしい未来と、
ご両家のますますの繁栄を祈念し、乾杯したいと思います。
みなさま、ご唱和お願いいたします。
例文④
ご結婚おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
ただいまご紹介に預かりました、
○○君と同じ職場で働いております○○です。
僣越ではございますがご指名により、
乾杯の音頭をとらせて頂きます。
私は、○○君のまじめで積極的な仕事ぶりをいつも横で見ております。
あまりにもよく仕事をしますので、
その内に追い抜かれるのではないかと思うほどです。
そして本日、
○○さんという素晴らしい女性と、
新しい人生の船出をする瞬間を目にする事となり、
私も嬉しさで胸がいっぱいです。
○○君、○○さん、これからは二人で力を合わせ、
幸せな家庭を築いて下さい。
それでは皆様、乾杯の御唱和をお願い致します。
ご両家の益々のご繁栄と新郎新婦の末永いご幸福を祈念致しまして、
乾杯をいたします。
乾杯!
ありがとうございました。
まとめ
最後に司会者に名前を呼ばれてから、
乾杯を終えるまでを、
カッコよく失敗しないように終えるために
一連の流れをまとめておきます。
①司会者からあなたの紹介が始まったら、着席のまま周囲に軽く一礼。
②司会者による紹介が終わったら、さっと起立し、軽く一礼。
③会場のスタッフが案内してくれます。マイクへゆっくりと向かいましょう。
④スタッフが、マイクの高さ位置を調整してくれます。
※それが済むまでマイクには触らないようにしましょう。
⑤新郎新婦に一礼、 そして出席者全員にもう一礼。
※すぐに話し始めず、一呼吸おいてから始めましょう。
⑥スピーチを始めます。
⑦乾杯の後、会場内に拍手が沸き起こったところで一礼しましょう。
⑧自分の席へと戻り、着席します。