朝礼のスピーチって何を話そうかと結構悩む人が多いと思います。
そこで、12月にすぐに使える朝礼ネタをまとめました。
1分程度で話せる内容ですのでそのまま丸暗記出来ると良いのではないかと思います。
例文を朝礼当番前日や当日、時間がないときにもお使いいただけます。
また、朝礼のスピーチだけではなく、仕事の雑談や大人の教養としても、お使いいただければと思います。
朝礼スピーチ例文(インフルエンザ予防接種)
【ポイント】
インフルエンザの予防接種ってあまり意味がないのでは?
ワクチンって本当に効くの?
という人の核心に迫る問いかけから始めます。
疑念に対して個人の感覚で話すのではなく、厚労省や大学病院の研究データなど権威性のある内容を持ってくることで、スピーチの質を高めています。
11月〜3月頃まで長く使える朝礼ネタです。
【例文】
寒く乾燥しがちな気候となり、インフルエンザが気になる季節がやってまいりましたね。
予防接種を受けてもかかってしまうといった話もよく聞きます。
実際、様々な研究の結果によると、ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる確率は50%ほどあるのです。
意外と高い確率ですよね。
その理由の一つは、インフルエンザウイルスの種類が多いことだと考えられています。
インフルエンザの種類は146種類あると言われています。
その年に流行しそうな4種類を予測して選んでワクチンを作るのですが、ウイルスは毎年少しずつ変異するため、予防接種を受けてもインフルエンザにかかるケースがあるのです。
インフルエンザの予防には以下が大切です。
・手洗い
・うがい
・休養やバランスの良い食事をとる
・適度な湿度を保つ
など、まずは基本的な予防策をとることが大切です。
そして、少しでも体調がおかしいと感じたら休養をとって、医療機関にかかるなど自分はもちろん、周囲にも迷惑をかけないようにしたいと思います。
それでは、今日も寒さに負けず頑張りましょう。
朝礼スピーチ例文(「師走」の由来とは?)
【ポイント】
師走の由来は、
師匠も走るほど慌ただしいことから12月は「師走(しわす)」と言われます。
この慣れ親しんだ由来は近年では俗説で当て字であるとも言われています。
「師走」の本当の由来を辿ると、
仕事や生き方とも関係することがわかってきました。
冒頭で従来の常識を覆して聴衆の心を掴む狙いがあります。
本当の由来を伝えながら、
自然と仕事のモチベーションアップに繋がるよう決意を表明します。
【例文】
皆さん、師走の由来はご存知ですよね。
12月は普段は走らないお師匠さんも走るほど慌ただしい、
ことから「師走(しわす)」という由来がよく知られています。
しかし、この話は研究者の間では俗説とされており、
教師の「師」に「走る」と書く漢字も当て字と言われています。
最近の由来として一番有力な説が、
万葉集に出て来る漢字で「十二月」と書いて、
「しはす」と読むものです。
「しはす」の「し」は「終い(しまい)」や
「為す(なす)」の意味です。
「はす」は「果たす」の意味と考えられています。
「し果たす」で「しはす」。
つまり、1年の最後である12月に、
為すべきことを果たすという意味になります。
今までは「師走(しわす)」と聞くと、
忙しい、慌ただしい月とイメージしていましたが、
師走の本来の由来を知ることで、
「自分の仕事を果たす」と捉えることができました。
今年も残り僅かですが、
しっかりと自分の為すべきことを果たしたいと思います。
朝礼スピーチ例文(清水寺で今年の漢字が発表されるのは何故)
【ポイント】
今や年の瀬の風物詩となった「今年の漢字」。
時事ネタとして朝礼で話すにはぴったりのテーマと言えます。
来年に繋がる内容となっていますので明るく締めると良いでしょう。
【例文】
毎年この時期に清水寺で「今年の漢字」が発表されるのが風物詩ですが、
一体なぜ、清水寺で行われるのかご存知でしょうか?
それは、主催する日本漢字能力検定協会の本部が京都にあるためです。
京都を代表して国内外としても著名な寺院というのが理由だそうです。
「今年の漢字」は一般からの応募により選ばれていますので、
世相がそのまま反映されていると言えます。
例えば、昨年は災害の「災(わざわい)」が選ばれました。
そして2017年は北朝鮮や九州北部豪雨の「北(きた)」が選ばれています。
近年は天災や安全、経済に対する不安を表したものが多いです。
世相も大切ですが、私たち自身も、
自分にとっての「今年の漢字」を考えてみるのはいかがでしょう。
今年1年を振り返る良い機会になると思います。
それでは今日も1日頑張りましょう!
朝礼スピーチ例文(風邪の予防について)
【ポイント】
「冬至に柚子湯(ゆずゆ)に入ると風邪をひかない」
という言い伝えをご存知ですか?
古来からの知恵、風習から現代科学を踏まえた、
冬を乗り切るための朝礼ネタです。
季節感のある「冬至」「柚子湯」をキーワードに、
興味深い由来を紹介しつつ、
風邪予防への意識を高められるスピーチです。
【例文】
12月22日の冬至(とうじ)の日に
「柚子湯」に入ると風邪をひかない…と言う言い伝えがあります。
この言い伝えは、
温泉治療の湯治(とうじ)と融通(ゆうずう)が効くで、
「湯に入って、融通よく行こう」という語呂合わせが由来と言われています。
他にも4つの面白い由来がありますので紹介します。
・1つ目は太陽の力が復活する冬至に香りの強い柚子湯で身を清めたとする説。
・2つ目は日本最古の医学書に「寿命を延ばす」と紹介される柚子の薬効説。
・3つ目は10~12月という出荷時期を理由とする説。
・4つ目は、江戸時代にある銭湯が客寄せのために始めたという説。
どれも一理あると思います。
現代科学でも柚子には、ビタミンCやβ-カロテン、
食物繊維などが含まれることがわかっています。
また柚子の木は寿命が長く病気に強い一方で、
実がなるまでに10年以上かかるそうです。
風邪予防だけでなく、
「長年の苦労が実る」という縁起を担いで
柚子湯に入ってみてはいかがでしょうか。
それでは今日も1日頑張りましょう。
朝礼スピーチ例文(年賀状のNG・タブー)
【例文】
ただし、12月26日~12月28日までに出した年賀状でも
「できる限り元日にお届けできるよう取り組みます」
と日本郵便は宣言しています。
“できる限り”…
政治家が好みそうな言葉ですので、
何とも言えませんが、努力はして頂けるようです。
ただ、同じ努力なら、
12月25日までに出し終える努力を優先した方が良さそうです。
とは言え、何かと後回しになってしまいがちですよね。
また、意外な人から届くことも多い年賀状ですが、
さすがに無視は忍びないということで、
急いで返信なんてこともよくある話です。
1月7日「松の内」までに届くようなら年賀状、
1月7日を過ぎてしまうようなら寒中見舞いと言います。
急いで返信するあまり、
年賀状のNG・タブーとされる内容のオンパレード。
なんてことだけは避けたいですよね。
朝礼スピーチ例文(実は冬は太りにくい季節)
【例文】
そこで、気になるのが体重の増加…ではないでしょうか。
冬は太りやすい季節、そう思っている方も多いと思います。
確かにクリスマスや忘年会、
お正月などのイベントが多くおいしいものを
食べる機会が普段よりも増えます。
しかし実は…冬は痩せやすい季節なんだそうです。
冬は実は痩せやすい季節であるという、
その理由は、冬の気温の低さにあります。
私たち人間は体温を一定に保とうとするため、
外気に負けないように身体を温めようとするんですね。
体温をあげようとする、
ということはエネルギーをそれだけ使うことになります。
だから痩せやすい、ということにつながるんです。
例えば、駅で階段を使うようにしたり、
朝ひと駅分歩くようにしたり…
そういうちょっとした心がけで変化が出やすくなるんです。
冬は食べすぎたら、
頑張って運動をするようにしましょう。
ひとつだけ注意が必要なのが、血圧の変化です。
いきなり暖かい部屋から寒い外に出かけてウォーキングするのではなく、
部屋で準備運動してから出かけるようにしてください。
特に高血圧の人は気をつけてくださいね。
それでは今日も頑張りましょう!
朝礼スピーチに使える出だしの序文
1年のお礼と来年もご指導いただけるように、
という思いの内容をスピーチの出だしにすると話しやすくなります。
・今月も始まりましたがなんか慌ただしいですね。
・大掃除は少しづつ行う計画で今実行中です。
・年末でもあるため、仕事は余裕をもって片づけたいですね。
・12月もクリスマスを過ぎると一気にお正月モードに突入しますね。
・今年も早いものでもう残り僅かです。あっという間の一年だったような気がします。来年は今年以上に良い年にしたいと考えています。