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コミュニケーション 例文 未分類

スピーチやプレゼンで聴き手の心を瞬時につかむ効果的な例文をご紹介

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プレゼンは最初の30秒で成功するか失敗するかが決まります。

話し始めてからの30秒で、
聴き手は「聴くに値するプレゼンか」を判断します。

皆さんも経験があるとは思いますが、
どんなに内容が良くても、
最初の30秒での印象が悪ければ、
聴き手は聴く意欲を失ってしまいます。

一度こうなってしまうと取り戻すのは至難の技です。

逆の視点で考えると、
最初の30秒で聴き手の興味をちゃんと引き込めれば、
この後どうなるのだろうと、聴き手の期待は高まり、
その後のプレゼンを聴いてもらえるようになるのです。

本記事ではプレゼンを成功させる効果的なポイントとつかみをご紹介します。

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効果的なワンフレーズで聴き手の注意を引き寄せる

スピーチが上手な人は、聞き手の関心を一気に引きつける、
効果的なワンフレーズを使っています。

聴き手に「これから何を話すのだろう?」と思わせ、
話の展開への期待を持たせるワンフレーズです。

期待を持たせるには、話に特別感を持たせたり、
意外性を持たせるなどの方法が有効です。

「ここは特に、しっかりと聞いてほしい!」という箇所を話す前には、
以下のようなワンフレーズをはさむと良いでしょう。

【聞き手の注目を引き付けるつかみのワンフレーズ】

「実は、ここだけの話なのですが・・・」
「ここからが、最大のポイントです」
「絶対にやってはいけないことがひとつあります。それは・・・」
「必ずうまくいく方法がひとつだけあります。それは・・・」
「本当は、秘密にしておきたいのですが・・・」
「答えは、〇〇だと思ったでしょう?違います。実は、答えは・・・」

聴衆への問いかけで聴き手の気持ちを話に巻き込む

スピーチの上手な人は、
話の最中に聞き手の気持ちを巻き込んでいます。

一方的に話すのではなく、
要所要所に「問いかけ」をはさみ、
聞き手に「自分はどう考えるだろう?」と思考させるのです。

こうすることによって、実際に一人一人と会話をしなくても、
話し手と聞き手の双方向のやりとりが生まれます。

それでは「問いかけ」をする際に、
意識すると良いポイントをご紹介します。

●具体的に質問する

×「今日の話について、どう思いましたか」(漠然としている)
〇「今日の話で、いちばん印象に残ったことは何ですか」(具体的に問いかけている)

●自分事として捉えられるように問いかける

「もし、みなさんの身に同じことが起きたら、どうしますか」
「今まで、〇〇した経験はありますか」
「〇〇のときは、どのような気持ちになりますか」

●インパクトのある質問をする

「最近、泣いたのはいつですか」
「最近、笑ったのはいつですか」
「もし明日、世界が終わってしまうとしたら、誰に会いたいですか」

●行動に促す質問をする

「今日の話の中で、取り入れようと思ったことは何ですか」
「まず、何から出来そうですか」

数字を使ったつかみ

プレゼンの内容を考えるとき、
数字をうまく使えるプレゼンはとても効果的で説得力が増します。

明確な数字を示すことで、
物事の根拠や、具体的な効果を表現できるからです。

数字を使うのは有効なプレゼン方法として知られています。
そしてこれは、プレゼンの内容だけでなく、
冒頭のつかみにも適用できます。

数字を使った効果的なつかみの具体例を3つご紹介します。

【具体例1】
「本日のプレゼンテーションの内容を
ぜひ御社の営業担当者様にご共有ください。
営業効率が図られ、売り上げが3倍にアップすることでしょう。」

この表現では、「売り上げが3倍」という具体的数字を示すことで、
プレゼンを聴くメリットを明確化しています。

「このプレゼンには有益な情報が詰まっていますよ」
というメッセージを送ることができ、聴衆の期待感を上げられます。

【具体例2】
「私に3分だけ時間をください。
3分で皆さんをプログラミングを学びたいという気持ちにさせます。」

このつかみを聴いた聴衆は、
「3分だけなら聴いてみようかな」という気持ちになります。

プレゼンの聴衆の中には、
「正直退屈で帰りたい」と思っている人もいるでしょう。

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そのような人さえも話に引き込むのに、
「冒頭でプレゼンの長さを伝えてしまう」この方法は有効です。

【具体例3】
「私はこれまでに1000人のエンジニア転職に成功させました。
これまでに私が実践してきた転職サポートのコツを
このプレゼンテーションで全てお話しいたします。」

話し手の実績を「1000人」という具体的な数字で表現することで、
話の信頼性を高めることができます。

聴衆の考えを否定することで注目させる

聴衆が「当たり前」と思い込んでいることを
冒頭で否定すると、聴衆の心を刺激できます。

聴衆にインパクトを与え、
一気に自分の話に引き込むことができるのです。

そのような「聴衆の考えを否定するつかみ」
の具体例を3つご紹介します。

【具体例1】
「皆さんのお手元に資料が配られていると思います。
このプレゼン中は資料を一切見ないでください。
家に帰った後でにでも見てください」

このつかみを入れると、
「資料が配られたら目を通すべき」という聴衆の常識が打ち破られます。

そして、聴衆に「資料を見る必要がないということはどういうことなのか?」
という疑問が生まれます。

【具体例2】
「まずはじめにお伝えします。このプレゼンテーションの後、
私は皆さんからの質問を一切受け付けません。
なぜなら、皆さんが今抱えている疑問は、
プレゼンを聞いた後に全て解消されているからです。」

プレゼンの後は、質疑応答の時間を設けることがあるでしょう。
しかし、それを否定されると、
「質問が必要ないプレゼントとはどのようなものなのだろう?」と、
聴衆の興味を引くことができます。

【具体例3】
「携帯電話の電源を切って頂いてる方は、
マナーを守れる素晴らしい方です。
でも、私のプレゼン中は電源を入れてください。
わからないことは携帯電話でどんどん調べてください」

一般常識とされるマナーを否定することで、
聴衆に「何か面白い話が聞けそうだ」
という期待感を持たせることができます。

発表者の秘密や感想を打ち明けるつかみ

見掛け倒しの理論や建前だけで、
話しているプレゼンテーションでは、
聴衆の完全に心をつかむことはできません。

聴衆が聞きたいのは、「話し手のリアルな部分」です。

これを冒頭で伝えるためには、
「自分の秘密や正直な感想を打ち明ける」ことが非常に有効です。

では、実際に具体例を2つ見ていきましょう。

【具体例1】
「実を言うと、私はこのプレゼンテーションの機会を頂いた時、
断るつもりでいました」

このつかみでは、「実を言うと」という言葉がポイントです。
聴衆が「正直な気持ちを打ち明けてくれている」
と感じることができ、一気に興味を引くきっかけとなります。

【具体例2】
「1年ほど前まで、私はプレゼンテーションは非常に苦手としていました。
人前に出ると服の下は汗の洪水、心臓はドラムのように激しく鳴りました。
でも今ではこうして堂々とプレゼンテーションができています」

1年前の自分の状態を素直に打ち明けることで、
一気に話にリアリティが出ます。

このような、自分の秘密や悩みを打ち明けると、
その秘密に関することや、話の原因などを知りたくなるでしょう。

また、思わず笑ってしまうような比喩表現にすることで、
聴衆を「この人は1年前の悩みを笑いに変えられるまでに克服できたのだ」
という気持ちにさせられます。

その結果、プレゼンを聴きたい聴衆が増え、
プレゼンに集中してもらいやすくなります。

聴き手に疑問を持たせるつかみ

続いて、「疑問を持たせる」つかみの具体例について見ていきましょう。

プレゼンのつかみで聴衆に疑問を持たせるには、
「質問を投げかける」という方法があります。

聴衆に疑問を持たせるのに、
最もシンプルで有効な方法です。

それは、つかみで聴衆に質問を投げかけることです。

【具体例】
「皆さんはエンジニアになるためにはどんな能力が必要かご存知でしょうか?」

「コミュニケーション能力を必要とする仕事といえば何でしょう?
 実は営業だけではないんですよ。」

「プログラミング未経験者がたった3ヶ月でエンジニアに転職する。
 これは可能だと思いますか?」

このような質問を冒頭で投げかけることで、
聴き手はその答えを知るためにプレゼンを集中して聞くようになります。
また、クイズを出したり、アンケートをとったりするのも良い方法です。

特に、アンケートをとる方法は、
聴き手の意識を「聴衆」から「参加者」に変えられます。
聴衆を自分のプレゼンに巻き込むことで、
「刺激的で面白いプレゼンだった」と思わせられるでしょう。

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