女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」は、盛大にお祝いしてあげたいですよね。
そして、ひな祭りと言えば、ひな人形ですよね。
しかし、初めて飾るときは、いつから飾り始めたらいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
そこで、今回はひな人形を飾り付ける時期、片付ける時期、
そしてよく耳にすることも多いと思うのですが、
「ひな人形の片付けが遅いとお嫁にいけない」
と聞いたことはありませんか?
その真相についてまとめました。
ひな人形を飾るのに良い時期は?
ひな人形を飾るのにベストな日は、お住まいの地域によっては違う場合もあるようですが、一般的なベストな日は、
2月4日 立春
節分で豆まきをして、厄を払ってから飾り付ける
大安、友引
大安、友引に飾り付けるのも縁起がいいですね。
雨水(うすい)
二十四節気の雨水に飾るのもいいです。
2019年の雨水は2月19日です。
ここで、アドバイス。
ひな人形を飾るのにベストな日があるということがわかりましたが、飾り付けていけない日もあるのです。
それは、3月2日
ひな祭り前日に飾り付けるのは、一夜飾りと言われとても縁起が悪いとされている日です。
一夜飾りは、お葬式をイメージさせてしまいます。
ですから、ひな祭り前日にあわてて飾り付けるのはやめましょう。
ひな人形を片付ける時期はいつがいいの?
3月5日 啓蟄(けいちつ)
二十四節気の啓蟄に片付けるのがベストとされています。
啓蟄とは・・・
春の温かさを感じて、冬ごもりしていた虫たちが、外に這い出てくるころ
天気のいい日
啓蟄の日より大事なのは、天気です。
ひな人形は湿気がとても大敵。
CAUTION
ひな人形が湿気をもってしまい、
カビだらけになってしまう危険があります。
ですから、湿気の多い日は絶対に避けて、
乾燥した晴天に片付けてあげるのがベストです♪
ひな人形の片付けが遅れると婚期が遅くなるって本当なの?
これは、迷信です。気にしないでくださいね。
「雛人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる」
という言い伝えがありますが、その由来には諸説あります。
1つ目は、雛人形には「子供の災いを引き受ける」という役目があるため、いつまでも飾っておかずに、早く片付けて災いを遠ざけた方がよいと考えられていたためです。
2つ目は、「行事が終わったらきちんと片付ける」
というしつけの意味。
「片付けができないような子はお嫁にいけない」
という話が変化して、
「雛人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる」
といわれるようになったようです。
まとめ
ひな人形は、お子様を見守り、災厄から遠ざけてくれる神様の存在です。
大切なお子様の為、ひな人形を飾る時期、
片付ける時期を間違わずに一年に一度の行事を大切にし、
お子様が健康に幸せに良縁に恵まれるように
素敵なひな祭りをお祝いしましょう。