職場などでは、新人さんが増えたときや、
社員の異動があるとその都度歓迎会が行われると思います。
そのときに必要な締めの言葉。
もし自分が言わなくてはならなくなってしまったら、
何を喋ろうか、悩んでしまいますよね。
そんなときのために、
本記事では、締めの言葉の例文をまとめてみました。
締めの挨拶の目的
締めの挨拶は、
まもなく会がお開きになりますよと、
会の終了を伝えるためのものです。
会の締めくくりとして、
会に参加して下さった方への感謝の気持ちを述べたり、
或いは二次会がある場合は、
二次会についてお知らせしたりすることを目的としています。
締めの挨拶が終わったあと、
会の最後に手締めを行う事が多いので、
よく使われる3種類の手締めについて説明します。
手締めの種類
三本締め
大事な祝いの席等を締める場合に行うことが多いです。
会社で大きな事業に成功したときや、
大きな目標が達成できたときなど、
すべてのことが完了した場合のときです。
三本締めの掛け声は、
「三本締めでお願いします。いきますよ。いよぉー!
パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」
(3回)と、3回手拍子をリズムよく行い、
これを3回続けます。
一本締め
一本締めは三本締めを略したものです。
「一本締めでお願いします。いよぉー!
パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」
(1回)
一丁締め
時間がない場合など、略式に手を1回だけたたくものです。
一本締めと一丁締めは間違えやすいので、
行う時には皆にきちんと伝えましょう。
「いよぉー!ポン!の一丁締めでお願いします。
いきますよ!いよぉー!パン!」
一本締めや一丁締めが、
歓迎会や飲み会の場で使われることが多いです。
締めの言葉例文①
ご指名に預かりました営業部の○○と申します。
本日は多くの方にご参加頂きありがとうございました。
この辺でお開きにさせていただきたいと思います。
まだまだ飲み足りないという方もいらっしゃると思いますので、
2次会も予定しております。
○○の方で予約してありますので、
皆さまぜひご参加ください。
では、これからの皆さまの益々の御発展を願って、
一丁締めを行いたいと思います。
お手を拝借。「ぃよーっ!」
(パンッ!と、全員で手を叩く)
締めの言葉例文②
ご指名にあずかりました、
本部長をさせていただいています○○より、
締めの挨拶をさせていただきます。
本日は、株式会社〇〇に入社くださった皆さん(〇〇さん)
と、このような機会を過ごせて大変楽しかったです。
また、皆さんの明るく前向きな様子に、
頼もしさを感じました。
ぜひ、今後とも会社の発展と社員全員の成長のため、
力を惜しみなく発揮してください。
簡単ではございますが、
これにて締めの挨拶とさせていただきます。
締めの言葉例文③
ご指名に預かりました、
○○部所属の○○と申します。
宴もたけなわではございますが、
この辺でお開きにしたいと思います。
本日は○○部の歓迎会にご参加頂きまして、
誠にありがとうございました。
本日は皆様と共に楽しい時間を過ごさせて頂き、
大変嬉しく思っております。
まだまだ飲み足りないと言う方も、
いらっしゃると思いますので、
この後は○○で二次会を予定しております。
お時間に余裕のある方は、是非ご参加ください。
それでは、これからの皆様の益々の発展を祈って、
○○締めで締めたいと思います。
お手を拝借、いよぉー!
(三本締め、一本締め、一丁締め)
締めの言葉例文④
ご指名に預かりました○○と申します。
僭越ながら締めの挨拶をさせて頂きます。
皆様ご起立をお願い致します。
本日は、お忙しい中、
○○部の歓迎会にご参加いただきまして、
誠にありがとうございます。
また、このようなすばらしい会を設けて頂いた幹事の皆様、
ありがとうございました。
それでは、本日お集まりいただきました皆様の、
ご健康と益々のご活躍を祈念して、
○○締めで締めさせて頂きます。
お手を拝借、いよぉー!
(三本締め、一本締め、一丁締め)
まとめ
自分が締めの挨拶をしなければと思うと、
緊張してしまいますよね。
最後がよければすべてよしと言われるくらい、
締めの挨拶は大切な役割です。
しかし、あまり難しく考えないで、
締めの挨拶で最も気をつけたいのは、
短ければ短い方が良いということです。
無理に話をしようとするとかえって場が、
しらけてしまうこともあります。
例文を参考にして、
気持ちのいい会の締めをしましょう。
強いていうと、
歓迎会を振り返り、会の印象を述べ、
今後についてのメッセージを添えるといいでしょう。