東大、京大、早慶、MARCHなど日本国内には、
国立・私立ともにさまざまな大学があります。
そして、それらの大学から多くの社長が誕生しています。
どの大学がもっとも多くの社長を輩出しているのか、
気になりませんか?
社長の出身大学ランキングを見てみましょう。
国内最大級の企業情報データベースを保有する、
帝国データバンクが発表した、
2019年版「全国社長出身大学分析」を参考にしています。
この報告書では同社の2019年6月時点の、
データベースから企業の社長の出身大学を抽出して、
調査したもので、
対象者は27万4,000人となっています。
日本企業の社長の出身大学ランキング
1位:日本大学(20,741人)
2位:慶應義塾大学(10,669人)
3位:早稲田大学(10,084人)
4位:明治大学(8,697人)
5位:中央大学(7,528人)
6位:近畿大学(6,274人)
7位:法政大学(6,196人)
8位:東海大学(5,750人)
9位:同志社大学(5,204人)
10位:関西大学(4,134人)
日本の大学で一番社長を輩出しているのは、
日本大学という結果でした。
実は2018年の調査でも1位となっており、
2位とも約2倍の差をつける大差で首位となっています。
ただ上位に私立大学が目立つのは、
それだけ学生数が多いということも、
影響していることは覚えておきたいところです。
そして、気になるのは、日本の最高学府である、
国立大学の東京大学がトップ10には、
ランクインしていません。
東京大学は19位(2,627人)に甘んじています。
京都大学は29位(1,820人)です。
では、次に日本の上場企業の社長の、
出身大学ランキングを見てみます。
上場企業社長の出身大学ランキング
1位:慶應義塾大学(264人)
2位:早稲田大学(187人)
3位:東京大学(175人)
4位:京都大学(80人)
5位:日本大学(77人)
6位:中央大学(66人)
6位:明治大学(66人)
8位:同志社大学(60人)
9位:一橋大学(48人)
10位:大阪大学(46人)
上場企業のみを対象にした、
社長の出身大学ランキングでは、
先ほどの社長の出身大学ランキング1位だった、
日本大学は5位にまで後退し、
1位は慶應義塾大学でした。
3位には東京大学、4位に京都大学と、
入学難関大学の名前が並んでいます。
社長の出身大学ランキングで何が見えてくるか?
社長の出身大学のランキングをみると、
どの大学が経済界で大きなネットワークを、
持っているかがおぼろげながら見えてきます。
最近では大学発ベンチャーなどもブームになり、
ランキングの高い大学からは、
卒業後だけでなく学生起業家や経営者を、
目指す人も増えてくるかもしれないですね。