ハムスターは小さくて可愛いですよね。
でもよく見るとブルブル震えてる時ってないですか?
なんだか心配になってきますよね。
実は、ハムスターの震え一つをとっても、「危険な震え」と「気にしなくて良い震え」があるのです。
本記事では可愛いハムスターの震えについて、その理由とその対策についてご説明いたします。
ハムスターが震えるのは大丈夫なの?その理由は何?
ハムスターが震えるのにはいくつか原因があります。
その原因は、気にしなければいけないものと、気にしなくて良いものがあります。
原因によっては飼い主さんが注意してあげることで、治まる震えもありますので是非参考にして見てください。
ハムスターの死亡原因の一つとして挙げられるのが、実は飼い主さんが与えるストレスなのです。
そのストレスが原因で、病気になったり生後半年程度で亡くなることもあるようなのです。
また、今回取り上げる震えに関しては、以下のようなストレスが原因となっていることも考えられます。
・新しい環境に慣れなかった
・人間が触りすぎた
・温度や室温の調整を上手くしてあげられていなかった
・病気に気付けなかった
しかし、中にはハムスターは寝ぼけている時に、目をつむったままで震えながら歩いていることもあります。
これに関しては心配いりませんので大丈夫です。
ですが、多くの場合は先に挙げた事柄が原因となっていることが多いですので注意が必要です。
今回は、ハムスターの寿命を短くさせているストレスをご紹介し、対処法をお伝えしていきます。
せっかく一緒に暮らすのですから、長生きしてほしいですよね。
ハムスターの健康をチェックする
ハムスターが震える原因に関して触れましたが、その中でも心配なのが「風邪」や「アレルギー」などの病気で体調不良に陥ってる場合です。
ハムスターは自身が弱っているのを隠そうとする習性があります。
そのため、限界まで気づかない場合もあるのです。
では、異変に気付いたときにはどのように対処したら良いのでしょうか?
とりあえず室温を適温に調整して一晩様子を見ましょう。
適温に幅はありますが、ハムスターを飼育する上での適温は20~26℃前後とされています。
夏場だと巣箱に入れる綿を少なめにしたり、冬はストーブをつけたままでさらにカゴの上から大きな布をかぶせる方法もあります。
それでも体調が回復しないようなら、念のため動物病院で診てもらった方が良いでしょう。
健康面に関してはもっと具体的にチェックして記録しておいた方が良いですね。
下記の項目を参考にしてみて下さい。
・鼻や耳は汚れていないか
・目に輝きはあるか
・目やにはあるか
・食欲はあるか
・動作に異変はないか
・しっぽは濡れていないか
・体重は減っていないか
・爪や歯は伸びすぎていないか
・糞に異変はないか
など
ハムスターの性格から気をつけること
ハムスターの体調を気遣うことは大事ですが、どんなことがストレスになるのかを知っておくことも大切です。
そのためにはまず、ハムスターの性格を知っておくと良いでしょう。
・群れるのが嫌い
・触られるのが嫌い
ハムスターの性格は臆病で孤独な動物なので、このような感じですね。
ハムスターは種類によっても性格が違いますし、さらには種類が同じでも個々で性格が全く異なります。
また、ハムスターは個体差もありますので、
ハムスターの方から飼い主に寄ってきて、
手の上に乗ったり、肩に乗ったりするものもいます。
基本的には上記で紹介した性格を持っているのですが、それぞれで性格が異なるということも頭に入れておくと良いでしょう。
・必要以上に触らないように気を付けましょう
・あまりしつこいと、嫌がって噛んだりもします
・ケージから出すのにいきなり捕まえたりすると、びっくりして噛むこともあります
・なるべくハムスターを触らないことが、ストレスを与えない方法です
ハムスターを怖がらせないためには
ハムスターを怖がらせないようにするには、どのように接したら良いのでしょうか。
まず、ハムスターをケージから出す場合、上から鷲掴みしてはいけません。
自然界において、ハムスターは鳥類などから捕食される可能性の高い動物です。
なので、上から鷲掴みするという行為は、本能的な恐怖を与えてしまうのです。
ハムスターをケージから出したり、移動させたい場合は自分の手のひらに乗るのを待ちましょう。
ハムスターを怖がらせずに手のひらに乗せる方法は、名前を呼びながら好物を手のひらにおいて差し出し、手のひらに乗るのを待ちます。
取りに来て頬袋にしまったのを確認してから、手を動かして下さいね。
そのうち、名前を呼ばれたら良いことがあると認識してくれるようになりますよ。
それから、ハムスターを手に乗せる際の注意点があります。
ハムスターの前に手を差し伸べると、安全かどうかを確かめるためにかじることがあります。
それにびっくりして飼い主さんが手を動かしたり、ケージにぶつかって大きな音を立てたりすると、ハムスターはもっとびっくりしてしまいます。
それが恐怖になることもあります。
かじられると、正直痛いですが、
安全かどうかを確かめる行為なので少し我慢が必要かもしれません。