くしゃみや鼻水が続いているけど、これって風邪?花粉症??
花粉症と風邪の初期症状はとてもよく似ています。
両者の違いをしっかり見極め対策を間違えないよう、両者の特徴をまとめました。
花粉症と風邪の症状での見分け方
花粉症と風邪の初期症状はとてもよく似ていますが、比べてみると微妙に違いがあります。
花粉症
しばらく続くことも。
鼻水 ・サラサラな鼻水が出る。
なかなか止まらず流れ続ける。
目のかゆみ ・両目均等に充血や痒みがあり涙が出る。
瞼が腫れる。
のど ・痒みが出たり、イガイガすることもある。
発熱 ・熱が出ることは少ないが、まれに微熱を伴う。
その他 ・睡眠をとったり休養しても改善しない
(花粉の飛散が収まるまで続く)
・晴れて風のある日は症状が重く、雨の日は軽い。
・日中がひどく、夜には軽くなることが多い。
風邪
あまり長く続くことはない。
鼻水 ・初めはサラサラ、後に粘性のある鼻水に変化。
目のかゆみ ・ほとんどなし。
のど ・炎症や痛みを伴うこともある。
発熱 ・発熱することが多い
その他 ・十分な睡眠や休養で症状は軽減・回復する。
・症状の程度は天候(晴れでも雨でも)には左右されない。
・日中より夜のほうがひどくなることが多い。
こうして見てみると、目に痒みがあるかどうか、というのが一つの目安になります
他には鼻水の状態にもサラサラか粘性かどうかの特徴があります。
花粉症の症状の目のかゆみについて
花粉症と風邪の症状の違いで、
目のかゆみがあるかどうかが一つの目安になりますが、
では、どうして目がかゆくなるんでしょうか?
それは、目に入った花粉に反応して、目やまぶたに炎症が起こっているからなんです。
目に入った花粉を追い出そうとして涙が出るのは、鼻に入った花粉を追い出そうとして鼻水が出るのと同じ仕組みですね。
目がかゆいので、つい、こすってしまいがちですが、そうすると目に小さな傷ができ、
余計に症状が悪化してしまう事が多いので、目薬をさすなどして、こすらないように注意してください。
外出後はすぐに洗顔し、まつ毛などについた花粉を洗い流し、清潔なタオルでふき取るようにしてください。
また、タオルも洗濯後、干している間に花粉が大量に付着しているので、取り込むときは叩いて花粉を落とすようにしてください。
※他の洗濯物も同様に、できれば叩いて取り込むことをお薦めします。
まとめ
花粉症と風邪の違いは、目と鼻の症状で見分けられます。
花粉症は、風邪よりも目に症状が強く表れ、目のかゆみを感じたり充血したりします。
くしゃみは、花粉症と風邪のどちらでも見られる症状ですが、風邪の場合だと初期症状として現れ、大体1日~2日で治まります。
花粉症だと何回も続けてくしゃみが出ます。
また、鼻水にも違いがあり、風邪の場合は黄色く、粘り気があります。