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ハムスターが手を噛むときどうしたらいいの?理由と対処法をご紹介

投稿日:2019年4月30日 更新日:

飼育のしやすさからペットとして人気の高いハムスターですが、飼うにあたり「噛まれたらどうしよう」「噛まれて困っている」という方も多いですよね。

ハムスターがなぜ噛むのか、理由はちゃんとありますよ。

今回の記事では、ハムスターが噛む理由や対処法についてまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね。

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ハムスターが噛むときの行動パターン

ハムスターは丸くてかわいい顔をしていますが、実は硬い餌も食べられるように筋肉が発達しているため、まん丸に見えるのです。

歯も非常に丈夫なつくりをしていますよ。

ハムスターはとても温和な性格なので、敵に対して攻撃をすることはありません。

ではなぜ噛むのでしょうか。

原因を紹介します。

ハムスターが噛むときのパターン

・チクッと手を軽く噛むとき(甘噛みする)

・手を強く噛む

・ケージや巣箱を噛む

・ケーブルや家具を噛む

チクッと手を噛む

ハムスターを手の上に乗せていると、「早く降ろしてくれ!」という合図で噛んでくることがあります。

手のうえに乗せてて飼い主が甘噛みだと思っているのは、ほとんどコレだと思います。

ハムスターが飼い主に、早くしろと命令をしているので、手から降ろすと別の行動をします。

噛まれてもチクッとするだけで、あまり痛くはないですが、甘やかしすぎて育てている場合には、いろいろとトラブルの原因になります。

いつも食べている餌を手に持っている時に噛まれたならば、「餌と間違われた」だけです。

ハムスターの目には、景色が白黒に見えています。

また近眼なので30㎝以上離れているとハッキリ見えません。

ニオイや音でいつも食べている餌と判断するので、勘違いして飼い主さんの手を噛んでしまうことがあります。

甘噛みされただけなら「興味があるのもの」を確認しただけですよ。

ハムスターは自分の知らないものを口の中に入れて確認する習性があります。

手を強く噛むとき

歯形が残る・血が出るほど噛まれるなどした場合は、「死ぬほどの恐怖を感じた」からです。

ハムスターは身の危険を感じると、逃げる・隠れる・鳴く・フリーズするといった行動をとります。

それができない状況下で、とっさに嚙みついてしまったという可能性があります。

また、野生のハムスターは主に昆虫などを食べ、「動物性タンパク質」を摂取しています。

飼育下ではあまり補給できないことが多いので、「動物性タンパク質が食べたい」ときに飼い主さんの指の皮を食べようとしますよ。

ケージや巣箱を噛む

ケージや巣箱を噛むのは、「ストレス解消」のためです。

空腹やケージが狭い・室温が暑いなどの不満を感じていることが原因として考えられます。

縄張り確認のために外に出たくて、ケージを噛むこともありますよ。

ケージや巣箱を噛むことは歯を痛めることにもつながるので、餌をあげたり広いケージに変えたりして止めさせてくださいね。

またケージを噛んでいる時に餌をあげると、ケージを噛むと餌がもらえると覚えて噛みグセがついてしまうので、注意してください。

ケーブルや家具を噛む

ケージの外で遊ばせると、ハムスターはケーブルや家具などをかじりることがあります。

ハムスターは知らないものがあると、嗅覚と味覚でそれが何かを確認します。

赤ちゃんが何でも口に入れてしまうのと同じことですね。

地面の中に巣穴があるハムスターにとって、ケーブルは木の根っこと同じです。

邪魔なな木の根っこはかじってしまう習性があるので、同じくケーブルも噛んでしまうことがありますよ。

一度覚えると噛まなくなりますが、嚙んで楽しかった物はしっかり覚えていて、何度でも噛んでしまいます。

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ハムスターに噛まれないための対処法は?

ハムスターが噛むときの対処法

・飼い主を覚えさせる

・驚かせない

・ストレスの原因を取り除く

・外に出して遊んであげる

飼い主を覚えさせる

餌と間違われて噛まれた場合は、「餌は欲しいけど、餌をくれる人は怖い」というハムスターの気持ちの表れです。

飼い主さんに慣れていないので、急いで餌を取ろうとして、手まで噛んでしまうのです。

まずは焦らず、自分が安全な存在であると覚えてもらってください。

驚かせない

特に強く噛まれた場合は、飼い主さんに原因がある可能性が多いです。

噛まれる直前に恐怖心をあおるような行動をとってしまったことが起因しているかもしれません。

ありがちなことは、ハムスターを真上からつかもうとして噛まれるパターンです。

怖がってしまうので、ハムスターが自分から手に乗るまで待ってくださいね。

ストレスの原因を取り除く

ストレス解消でケージや巣箱をかじらせないように、ストレスの原因を取り除きます。

ケージや巣箱を広くする・巣箱内の温度を快適な状態にする・ケージを静かな場所に移す・夜は室内の照明を落とす(無理ならタオルなどで覆う)といった対処をしてください。

外に出して遊んであげる

ケージから出たくてかじっているようでしたら、外に出して遊ばせてください。

ハムスターにとって広い範囲の縄張りをチェックするのは、なによりのストレス発散ですよ。

逆にこれができないと、ストレスになりケージをかじり続けてしまいます。

ケージの外で遊ばせるときは、電化製品のコードは床の上に置かないようにします。

ハムスターの習性なので、床の上になければ噛みません。

まとめ

ハムスターは敵と出会っても、戦うことをしない動物です。

このことを理解していれば、ハムスターの飼育に不安をかんじる必要はありませんね。

まずは時間をかけてハムスターに自分が安心できる存在だと理解してもらうことが、仲良くできる近道です。

慣れるまで根気よく愛情を注いであげてください。

いつか必ず応えてくれますよ。

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