気持ちの浮き沈みは誰にでもあります。
時には、朝起きてからずっと冴えない気持ちで、
一日が終わってしまうこともあります。
冴えない気持ちの原因は、睡眠不足や体調不良、
気分の乗らない予定や天気の悪さなど様々だと思いますが、
これといった原因がなくても憂鬱な気持ちが続くこともあると思います。
本記事ではは、憂鬱な気分の解消に役立つ方法をご紹介します。
憂うつになりやすい人の共通点は何?
たとえば、特に嫌なことがなかったとしても、
朝起きる時なんだか憂うつになる。
こんなとき、多くの人は「もっとちゃんとしなくちゃ」と、
自分自身を戒めるような気持ちになるのではないでしょうか。
何かと憂うつな気分になってしまう人の特徴は、
「今の自分」から幽体離脱したような感じで「他人の生活」が
手に取るようにわかってしまうと言われています。
こう聞くと、まるで特殊能力のようですが、
憂うつになりやすい人は他人の気持ちに敏感になってしまいます。
そして、
「現在の自分」からタイムスリップするかのように、
未来の不幸な自分を具体的に想像してしまう。
逃げたくなるのです。
当たり前の話ですが、人は“今”という時を生きていますが、
憂うつになりやすい人は、
今ではなく、過去や未来についていろいろと考えてしまうものなのです。
今を生きることができないから、
「今の自分の現状に満足して感謝する」気持ちよりも、
他人の目線が気になり不安になってしまうのです。
さらに、憂うつな気分になりやすい人には、
もうひとつの特徴があるようです。
それは、「チャンスを逃す」ということ。
今を生きていないので、
目の前にあるチャンスに気がつかないのです。
必要以上に今以外のことに気持ちを奪われているということは、
あまりよいことではないといえるのです。
引きこもっているのに疲れてしまうのは何故?
憂うつな思考や嫌な妄想というのは、
次から次へとつながって頭の中を占有するものです。
憂うつな人は将来のことばかりを考えすぎて、
ものすごく疲れてしまっているというデータがあります。
不快なことを物凄い勢いで次から次へと考えて、
嫌な考えが頭の中を高速回転してしまう。
たしかに、何もしないで家に引きこもっているだけなのに、
なんだか疲れを感じている……
そんな人の脳内は、エネルギーを消費して、
前向きになるエネルギーがなくなってしまっている状態なのです。
この悪循環はどうしたら止めることができるのでしょうか。
憂うつを「悟り」に変えて、成功を想像する
憂うつな気分や考えというものは、
なかなか自分では止められないものですよね。
何か止められる方法はあるのでしょうか?
こんな方法があります。
「憂うつ」な思考を「悟り」と変換してみると、
「あっ! 私は時間旅行をして未来に起きることを事前に知ることができている」
となるわけです。
未来を知ることで「未来は変わる」となるのです。
悟りというと難しい感じがしますが、
「悟りとは、知らなかったことを知ること、気づくこと」。
ということは、
未来のことを考えすぎてしまうことを、逆手にとればよさそうです。
つまり、未来をすでに知っているのだから、
同じ道は歩まないようにしようと、明るく未来へ進んでいく。
「こんな生き方もいいな」と思うことで無意識に危険を回避するので、
自動的に未来が変わり幸せになっていくというのです。
「成功の未来」を想像することをおすすめします。
具体的な成功案を思い浮かべることだけではなく、
単純に「成功の未来」と思い浮かべるだけでも良いです。
そうすると、脳内の思考が未来の成功した自分につながります。
いつもの(失敗してしまう)自分とは違う選択をしていくため、
自ずと未来が変わってくるのだといえますよね。
自分の力だけでは変わらない物事も、たくさんあります。
しかし、憂うつな気分に脳内を支配されることをストップすることで、
少なからず未来は変わっていくのだと前向きに受け止めていきましょう。
気持ちよく毎日を過ごしましょう。