「嘘をついたことがない!」という人は恐らくいないでしょう。
人は誰でも多かれ少なかれ嘘をつくものですよね。
そして、嘘をつくことで人間関係が悪くなったり、
逆に嘘をついたおかげで人間関係がうまくいったり、
或いは、嘘をつかざるを得ない場面もあるでしょう。
何が正解なのか難しいですよね。
本記事では、
ついても良い嘘と悪い嘘について考えてみます。
普段から、あまりにも嘘ばかり言う人は、
次第に周りからの信頼を失っていきます。
これは、間違い無いですよね。
しかし、多くの人は、基本的に嘘は良くないと小さい頃から教わってきましたが、
大人になると、時には相手を傷つけないために、気を遣うためにつく嘘もあります。
また、本音で言えない時、建前を言う場合やその場を円滑に進めるために、
必要な嘘を言う時もあると思います。
どこが境界線なのでしょうか。
私は、自分の発した言葉(嘘)に責任をとれるかどうかが大事かなと思います。
もし、その嘘を信じた人が何かしらの行動をとってしまったりして、
責任がとれなくなるのであれば、
それはついてはいけない嘘だと思います。
きっと更に嘘を塗り重ねていくことになります。
それと共に、ありかなしかで言うと、
「人を傷つけないための嘘」はありで、
「自分を守るための嘘」はなし
ではないかと思っています。
もちろん、その2つが共存する場合もありますが、
そこは長い目で見て、
どちらが結果的に他人を傷つけないかを考えれば良いと思います。
部下のモチベーションを高めるため、
お誘いを断るため、
病気の人を励ますため、
落ち込んでいる人を励ますため、
などの、
人を傷つけないための嘘は、
万が一バレてしまったとしても大きな問題にはならないです。
むしろ、じんわりと優しさを実感され、感謝されるかもしれません。
しかし、その逆で、
自分を大きく見せるため、
自分の失敗を隠すため、
など、
自分を守るためにつく嘘は、結果的に人を傷つけ、
そして自分をも傷つけてしまいます。
ついて良い嘘とついては駄目な嘘をまとめてみました。
「相手が喜んだとしても、お世辞は駄目」
「場の空気をなごませる嘘だったら良いと思う(ジョークに近いもの)」
「自分の罪を逃れるための嘘は駄目」
「友だちを悲しませないための嘘であれば、ついても良い」
「嘘だとバレたら嫌われるので、最初から嘘はつくのは駄目」
「このプレゼントは嫌だと自分の素直な気持ちを言えば、友だちは嫌な気持ちになる」