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行事

5月の行事と風物詩のまとめ

投稿日:2019年8月9日 更新日:

5月といえば、皆さんは何を連想されますか?

4月から始まった新年度で環境が変わった人にとっては、
5月は、ようやく落ち着きつつある月
なのではないでしょうか。

本記事では、「5月といえば」から連想する
事柄や行事をまとめてみました。

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5月ってどんな月?

5月の和風月名は、皐月または早月(さつき)

五月と書いて、“さつき”と読ませるときもありますが、
“さつき”の“さ”そのものが田植えを意味する古語。

早苗(さなえ)を植える月、早苗月を略して
田植えの時期である5月を皐月と呼んでいました。

5月の行事・風物詩

憲法記念日
現在の日本国憲法が1947年(昭和22年)5月3日に
施行されたことを記念して制定された記念日です。

端午の節句
5月5日は端午の節句です。
男の子の健やかな成長を願う節句です。
5月人形や鯉のぼりが飾られますよね。

実は本来は端午の節句は女性の節句でした。

端午の節句が生まれた中国では、
5月は1年で最も穢れやすい毒月とされており、
菖蒲など香りの強い草には邪気を祓う力があると
信じられていました。

さらに5月は田植えの時期。
田植えをする上で欠かせなかったのが女性の存在です。
端午の節句には、邪気を祓う菖蒲を葺いた小屋に
女性だけが集まって過ごしたといいます。

そのため、端午の節句は菖蒲の節句ともいわれるのですが、
日本では菖蒲と尚武(武道・武勇を重んじる)が
“しょうぶ”と同じ読みであることから、
徐々に男子の成長を祝い健康を祈る日に
変わっていったのでした。

あわせて端午の節句につきものとなったのが、
五月人形や武者人形、そしてこいのぼり。
いずれも男子の成長と健康を願って飾られるようになりました。

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八十八夜
立春から数えて88日目を八十八夜といい、
毎年5月2日ごろにあたります。

八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,
農家ではこれを種まきや茶摘み,
その他の農作業開始の基準としてます。

日本では明暦3 (1657) 年の暦から
記入されるようになった雑節の一つということです。

また、茶摘み歌もあるように、新茶のシーズンですよね。
八十八夜の時期に摘んだ新茶は、
長寿の薬として、たいそう珍重されました。

母の日
5月の第2日曜日は、性別・年齢を問わずに
大事なイベントの一つ、母の日です。

日頃、お世話になっているお母さんにありがとう
の気持ちを伝える日として定着している行事です。

母の日が始まったのは、20世紀初めのアメリカです。

母を亡くしたアンナ・ジャービスという少女が、
1907年に母をしのんだ記念会を教会で開き、
亡き母の好きだった花・白いカーネーションを
参列者に配ったのです。

アンナの母を思う気持ちに感動者した人々が、
自分たちも母に感謝しようと、
翌年1908年5月10日から白いカーネーションに
感謝を込めて母に贈るようになったのが、
母の日の始まりです。

日本では、戦前までは昭和皇后の誕生日である
3月6日を母の日としていましたが、
戦後はアメリカと同じく5月の第2日曜日に
行うようになりました。

まとめ

5月といえば、やはりゴールデンウィークのイメージが
大きいですよね。

大型の休みを利用して、遠出する方は、
新幹線は大変混雑しますし、道路も渋滞しますので、
くれぐれも事故やケガ等には注意なさってください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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